【グローバリズム】6.西洋キリスト教文明の終焉
共産主義者は「資本主義体制の変換」をめざすが、イスラム主義者は「西洋キリスト教文明そのものの変換」が本質的な目標だ。
最終的には後者、ムスリム文化革命が勝つことになる。欧州強国は、それまで植民地からの移民を受け入れてきたが、彼らは従順に同化して労働力となる。
しかし難民としてやってきたムスリム系移民は、同化するツールさえ持たない。EUのグローバリストたちは、新移民は同化可能で、十分に労働力として寄与するだろうと考えていたが、それが大間違いだったのが判明した。
EUをかろうじて成り立たせているのは、資本主義でも自由主義でも民主主義でもない。それは「西洋キリスト教文明」そのものだったわけで、EUグローバリストはその淵源に気づかないまま、それこそグローバル(地球大)にまで拡張しようとしているのである。
かつての古代ローマ大帝国は、拡大しすぎて文明の固有性を維持できなくなった。そして周辺のゲルマン族などを、奴隷労働力として大量に受け入れた。ゲルマン族は固有の文明を持たなかったが、そこに移入された新興カルト キリスト教と相まって、非ローマ文明を作り出した。
そのキリスト教西欧文明が、いまやイスラム文明に侵食されつつあるのだ。